2008年06月06日

No.196 欧米と日本の動向が正反対?!

No.195 秘技!おっぱいさらし!のエッセイを書いているうちに、今までもやもやとしていたことが次第に言語化されてきました。なんだか気持ちが次第にすっきりして いくのを覚え爽快です(^0^)/。そのエッセイの最後のほうに引用したURLには、『2チャンネルの反応』というものがあります。それをざっとみてる と、やはり、自分の中にあった、漠然としたことが、次第に明確になって行きました。

何が?と言いたいかも知れませんが、ま、しばしの御辛抱を(^^; 皆さんは、次のことをどうお感じになるでしょうか?よろしかったら、コメント欄に、お感じになったことを書いていただければと思います。

ボクが思いますには、

(1)欧米のフェミニズムは、男女同権を実現することを目的として、女も男と同じように行動することを望んでいる。
(2)日本のフェミニズムは、男女同権を実現することを目的として、男も女と同じように行動することを望んでいる。

のではないかと・・・。デンマークの女性団体のおっぱいさらしなどは、まさにこの方向の典型的事例ですよね。そして、フェミニズムの端緒となった事件とし て、アメリカの最大手の電話会社AT&Tでの、女性従業員が男性従業員と同じ仕事をさせて欲しいと要求したこともこの範疇ですね。わが国に紹介さ れた色々な事例も、例えば、トンネル工事にも女が参加してよいとか、一般的に言って、女性の社会参加が目的でありました。また、女性の社会的地位を男と同 等に、ということもありました。

2ちゃんネルの反応を 概略眺めていると、欧米のフェミニズムと日本のフェミニズムには違いがあることが認知されていると思います。その傾向が、上記に述べたように、ボク自身 も、男子厨房に入らず、といったことを、男子も厨房に入れ!といったような流れにあるのではないかと強く感じているのです。

この違いは何なのでしょうか?

ひとつには、欧米では、女性は虐げられていた、と考えることができるという点にあります。これは欧米のフェミニスト達の共通の認識といえましょう。では、なぜ虐げるのでしょうか?

欧米の生活様式は、一般に、夫婦と子供を幼児期から分けているということが特徴です。これは次のようにも表現できます。夜になるとひとり寂しい思いをしな がら大きくなるわけです。この思いは、新婚の夫婦に、分かれて寝なさい、ということを要求しているのと同じでしょう。このような、甘えたくても甘えられな いという状況に耐えながら、欧米の人は成長するのが一般的であるわけです。すると、とても『甘えたい!』という気持ちが大きいわけで、結婚すると、子供は ほったらかしにしても夫婦関係を優先してしまいます。子供はベビーシッターに預けて夫婦一緒に外出、子供が寂しいからと夫婦部屋に来ても追い返してしま う、・・・、といったことから分りますね。親に甘えられずに子は成長しますから、子は甘えの相手(配偶者)を見つけると、甘えあうことに専念してしまう、 ということですね。

欧米の人は、甘えがとても足りませんから、甘えたい相手を血眼になって探す、ということになります。そういう心理状態において、甘えたくなる相手が現れる と、その人と対面するたびに『甘えたい!』という欲求に駆られてしまいます。それは好きになる、愛し合う、というように表現されます。

ここで注意が必要です。自分の甘えた姿を他者に見られるということには『恥ずかしさ』という感情が伴うという性質があります。自分が好きな相手、甘えたい 相手は、自分に『恥ずかしさ』を覚えさせる存在でもあるわけです。この『恥ずかしさ』という感情が可愛く表れるうちはいいのでしょうけれども、二重拘束な ども現れるようになりますと、相手に対する嫌悪感となって現れるようになります。

そのような不快感を与える存在が自分と一緒にいるとき、解決方法としては、

(1)不快感を覚えさせる対象から逃避する。
(2)相手が不快感を覚えさせるのは、相手がだめな人間だからと合理化する(ここに『押さえつける』という心意に関連することがある)。

の二つだと思われます。好きあっている、あるいは結婚している関係においては、逃避は関係の破壊ですからできません。自然に、(2)の方法が取られることになります。つまり、女は男から低いものとみなされる、虐げられる、という存在になるわけです。

そのような価値観が形成されていることからの脱却を図り、男女が平等、対等、ひいては同質であるということを実現しようとするのが、欧米の文化に根ざした フェミニズムの特徴ではないでしょうか。このことをあらわす良い例は、アメリカの『レディーファースト文化』ではないでしょうか。

交通安全という垂れ幕は、交通事故が多い地域に立てられるものでしょう。頑張れ!というメッセージは、普通は頑張ってないから送られるものでしょう。レ ディーファーストという社会的約束事をするのは、それは実際にはそうでないから、そしてそれは好ましくないからであることは明白でしょう。

欧米では、以上のように、男女平等(同権、同質)を実現することが女性の悲願であると言えましょう。これに対し、女性優位/男系原理の文化を持つ日本では、ちょっと事情が異なってくることは明らかではないでしょうか?日本のことについては別エッセイで考えてみましょう。

次エッセイへ続く
posted by Dr.MataYan at 10:31| Comment(5) | TrackBack(0) | フェミニズム・男女共同参画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

まぶい分析学に興味があり独学で勉強している者です。

>(2)日本のフェミニズムは、男女同権を実現することを目的として、男も女と同じように行動することを望んでいる。

これは一般的に「メンズリブ」と呼ばれています。
日本の男性がメンズリブに向かう傾向として、父親不在と母・息子の結びつきの強さが原因ではないかと私は考えます。普通であれば、男子は異性である母親には甘え辛さを感じ、父親を通じて外の世界で自己形成することを学びますが、父親が不在なために社会と繋がる学習が出来ず、母(女性)と同化することによって心の安定を求めようとしているのではないでしょうか。

逆に西洋では、母親があまり子どもを甘えさせない(自立するように促す)ので女子であっても母に甘える事が出来づらく、甘え不足を父(男性)と同化する事によって補うために男性のように行動する事で安心感を得られる人が多いのではないでしょうか。
Posted by at 2011年05月08日 14:20
Dear Sir or Madam(^^;

コメント有難うございます。
メンズリブは、男性自身がそう望む場合ですね。日本の女性(ウーマンリブ)は男性にそれを押し付けようとしていませんか?(笑)。同一化は「甘え」の一種ですが、これは甘えたくても甘えられないときの手段ですが、越行状態になります。日本人と西洋人の違いは、親繋ぎ・子繋の形成に程度差が生じることですから、その辺が作用するかと思われます。
Posted by Dr.MataYan at 2011年05月08日 16:41

御返事有難うございます。

>親繋ぎ・子繋の形成に程度差が生じる

「甘えさせ方に違いがある」という意味で宜しいですか?

>日本の女性(ウーマンリブ)は男性にそれを押し付けようとしていませんか?(笑)

最近の「草食系男子」などを見ておりますと、元来は女性(母親)の役割であった家事育児を自発的に行っているように見受けられます。また恋愛においても受け身であるようです。そしてそれらの行動が無理をして(越行状態)そうしているのではなく、楽だからしているようにも感じます。

女性が男性に同一化しようとする場合は、(男性並みに?)仕事をして、子供を産み育てて、女性としてのある程度の美しさや若さを保たねばならず…大変そう、無理しているよう(越行状態)には感じます。
Posted by at 2011年05月12日 17:02
西洋では母子が別に寝る、日本では母子は一緒に寝る、という大きな生活習慣の違いがありますね。

女が男並みにということは、実はレベルが下がることだと思います。ですから大変ですよ。鬱憤が溜まり、アップアップしている人が多いと思います。
Posted by Dr.MataYan at 2011年05月12日 20:56
そう言う事だね。
西洋人はハゲが多いし女ですらひげが生える筋肉ゴリラだから。
男性ホルモンが実際に多いわけだから、そうなって当然。

黒人女まで行くと髪も伸びないからただのゴリラ。
Posted by KKKK at 2012年12月19日 04:43
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